海老名市立中央図書館に行ってきました。

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 ツタヤと共同経営することとなり、いろいろな意味で話題になっている海老名市立中央図書館に行ってきました。外観は写真の通りで、目立つ建物です。内部は写真撮影禁止なので今回は文章のみでのリポートになります。
 一階部分は、蔦家書店(以下書店)とスターバックス(以下スタバ)があり、奥に図書館の一部があります。書店は、テーブルに本を平積みにした展示が中心で圧迫感を軽減しており、天井が四階まで吹き抜けであることも相まって解放感があります。書店内の本は館内ならどこでも持ち歩けることになっていて、スタバで食事しながら読むことも可能。スタバで買った飲料は、蓋付きのものであれば、テラスにも持って行って飲むことができます。これは画期的なことだと思いますが、飲食しながら書店の本が読めることに抵抗を感じる人もいるでしょう。本を買う時、一番上の本をとらずにきれいなものを選ぶ人は、この書店では買い物はしないと思います。
一階奥の図書館部分は、書店と明確な仕切りがないのでちょっと戸惑います。売り物の本なのか、図書館の本なのか棚を見ただけでは分からず、背表紙に図書館の分類シールを見て、図書館の本だとわかるのです。本の分類や陳列方法についても後で描きますが、慣れるのに時間がかかると感じました。一階にはセルフ決済の機械があります。これはレンタルビデオのTSUTAYAにあるモノと同種のもので、図書館の本の貸し出しと書店の本の購入を一台の機械でできるので、慣れれば便利なはずです。
 二階は、生活、人文、アート関連の書籍です。一般の図書館の書架は探しやすさを優先して、直線的に並べられていることが多いのですが、この図書館の書架は複雑で、まるで迷路のようです。また本の分類は十進分類ではなくツタヤ独自のものなので、十進分類に慣れている人は戸惑うとおもいます。けれども実際書店に並んでいる売れ筋の本、たとえばいわゆるビジネス書やスピリチャル関連やサブカル系の本のカテゴライズは十進分類では難しいことも多いので一長一短でしょう。武雄市の図書館で批判が多かった「人が手を伸ばせないような高い位置に本がある」ことについては、高所にある本はダミー本にしたうえで、「本に手が届かない場合はスタッフに声をかけてください」の表示を出して対策をたてています。
書架にある本は、一定の間隔で、表紙が正面を向けてある本があるのですが、これは「スタッフのお勧め」ということなのでしょうか?
AV資料も二階なのですが、こちらは驚くほど貧弱です。DVDは全く置いておらず、今後も置く予定はないとのことです。CDやDVDはTSUTAYAでレンタルしてくれということでしょう。
 三階は、法律、歴史などの書籍と学習室、そしてテラスがあります。学習室は仕切りがないテーブルタイプで、PCは使用不可。私が普段利用している図書館は折りたたみの長机なので、それに比べれば相当良いです。テラス席は開放的で天気が良い日は気持ちがよさそう。飲食も可能で、私が訪ねたときには、女子高生がお弁当を食べていました。
 四階はすべて子供用の本になっています。靴を脱いで入り、寝っ転がったりイスに座ったりして本を読めます。エレベーターが二台あって、一台が四階専用になっています。これはバギーが遠慮なく入れるための配慮で、素晴らしいと思います。
 図書館の開館は、9時から21時までで年中無休。公立図書館は臨時休業が多くて、ネットで調べず、休刊日に図書館に行ってしまい痛い目にあったことがある人も多いと思いますので、これは良いですね。本の返却は海老名駅に返却ポストがある他、500円で郵送返却が可能。旅行前に本を借りて、旅先から返却できるわけで、これは使えそう。
館内は禁煙ですが、屋外に小さな喫煙所があります。
 
 結論を言うと海老名市立中央図書館は、そのシステムに慣れれば、便利で快適な図書館だといえます。けれどもその快適さの大部分は建物や内装が新しいことによるものです。
飲食しながら本を読む習慣のない自分のない自分には、開館時間が長いこと以外はあまり利点がありません。

 ネットなどでも批判されたり、心配されているのは今後の図書館の運営でしょう。図書館として今後新しい本を購入していくわけですが、本の選択はどうなるのか? 書架のスペースは限りがあり、稼働率が低い本が破棄されていくのではないか。TSUTAYAの経営が悪化した場合はどうなるのか?
これらは当然心配になる要素です。
蔵書の内容はネット上から確認できることなので今後も時々チェックを入れてみようかと思います。
 
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コミティア114 参加

11月15日東京ビッグサイトで開催されるCOMITIA 114に参加できることになりました。
スペースは東館お06bです。
よろしくお願いします。

新刊は
「街歩きの壺-石-」

既刊は
「諸星大二郎『暗黒神話』読本」
「阿部川キネコ『辣韮の皮』ネタ解説」
「第一回 アニメ検定模擬試験」
以上です。

(代表) 鶴間 薫 @kaoru_Tsuruma

駒沢給水塔見学会

駒沢給水塔保存会によって毎年10月1日(都民の日)に開催されていてる、駒沢給水塔見学会に行ってきました。
当日はあいにくの雨模様でしたが、雨に濡れた給水塔を写真に収めることができました。
駒沢給水塔の詳細については保存会のHPをご覧ください。

(代表) 鶴間 薫 @kaoru_Tsuruma

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これはベンチュリメーターという機械が入っている建物です。デザインがかわいいですね。

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マンホールに「澁谷町阻水弁」と読める字があります。「弁」の旧字は「瓣」だと理解していたのですが…
調べてい見ると、この字は「えん、おおう」と読み、「弁」が使われる前に使用されていたもののようです。
参考→水道局路上文化遺産データベース

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壱輪社

Author:壱輪社
情報系評論系同人サークル「壱輪社 ichirinsha」のブログです。
テーマは、オタク文化、日本文化、オタク落語、路上観察/街歩き、健康/医療 等です。
関東を中心に、コミティア/文学フリマ/コミックマーケット/資料系博覧会/サンクリなどに参加します。
【代表者ツイッター】
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【Pixiv(大野まさみ)】
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